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 かつてテレビ番組「探偵!ナイトスクープ」などで活躍したタレントの越前屋俵太(55)。14年前に突然テレビ画面から姿を消したが、近ごろは大学講師として多忙な日々を送る。今年からメディアの活動も再開した俵太に、“引退”の真相や近況を聞いた。

 関西大学在学中の1983年、関西のローカル番組でデビュー。道行く人の頭をシャンプーするといったパフォーマンスが話題に。「ナイトスクープ」に企画段階から携わり、初代探偵を務めた。

 芸人じゃなく映像制作にかかわりたかった。たまたま深夜放送の企画会議に呼ばれ、テレビに出ることになって。街にいる一般の人をテレビに巻き込む手法を考案しました。ナイトスクープでは動物にインタビューしたり、投げたダーツが刺さった土地に旅したり。人気番組になったが、「安定」というぬるま湯につかっているのが嫌で、95年に自分の意志で辞めました。

 企画から出演まで担った「俵太の達者でござる」(福井テレビ)は94年、日本民間放送連盟賞の娯楽部門で最優秀賞を獲得。映像制作者の実績を積み重ねる一方で、業界への怒りが強まっていった。

 視聴率は取らなければいけない。けれど、他人の企画をパクるビジネス優先のやり方や、過剰な演出に不満が募った。プロデューサーに反発して番組を外されたこともある。テレビの意味を真剣に考え、何を伝えるべきか、本気で悩んだ。でも僕もテレビに食わせてもらっている。生まれて初めて心が折れました。

 2003年にテレビから退き、…

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