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 原子力規制庁は10日、関西電力高浜原発で1月に強風で大型クレーンが倒壊した事故を踏まえ、関電に対して協力会社への教育を徹底するよう文書で求めたことを明らかにした。規制庁は同日、県内原発で2、3月に実施した保安検査の結果について、各原発で保安規定違反はなかったと公表した。

 高浜原発のクレーン倒壊事故をめぐっては、関電が2月に原因と対策をまとめ、原子力規制委員会が3月、保安規定違反と認定した。今回の保安検査で規制庁は、原発に常駐していない協力会社への原子力についての知識やリスク管理の教育が不足していたと指摘。ふだんから強風などのリスクについて議論したり、啓発活動をしたりするよう求めた。(大野正智)