福島県浪江町で4月29日に発生した山火事は、発生から12日目の10日午後に鎮火した。同県によると、焼失面積は隣の双葉町と合わせて約75ヘクタールにのぼったが、人や建物などへの被害はなかったという。
火災現場は、東京電力福島第一原発事故に伴う帰還困難区域内。県が設置した、放射線モニタリングポストには目立った数値の変動がないという。
消火活動には、自衛隊のヘリなどのべ約150機のほか、地上からものべ約5千人が参加。県や消防は、落雷が出火の原因とみている。
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朝日新聞社会部