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 自民党の麻生派(44人)と山東派(11人)の合流が固まった。両派閥をいったん解消し、新派閥を立ち上げる方向。谷垣グループの佐藤勉・衆院議院運営委員長ら数人がグループから離脱し、新派閥に合流する見通しだ。

 山東派には合流に難色を示すメンバーもおり、全員合流するかは不透明だが、党内第3派閥の岸田派(46人)を超えるのは確実だ。最大派閥・細田派の対抗勢力を作るため、麻生太郎副総理が主導する派閥再編が一歩進むことになる。

 山東昭子・元参院副議長が10日、記者団に「(麻生派と)一緒になる気持ちは固めた」と表明。15日に麻生氏と会談し、合流時期や派閥の名称などの協議に入ることを明らかにした。麻生氏は6月18日に会期末を迎える通常国会中の合流をめざしているが、山東氏は「重要法案が残っている中、(派閥の)合流に力を注ぐことは適当ではない」との考えを示した。

 一方、谷垣グループで合流協議を進めてきた佐藤氏や棚橋泰文・元幹事長代理らは近くグループを離脱。佐藤氏は15日の麻生、山東両氏の会談にも参加する予定だ。(寺本大蔵)

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