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 広島市中区の広島中央署内の金庫で多額詐欺事件の証拠品として保管していた現金8572万円が盗まれた事件で、通常は事件の担当課が保管する証拠品を署長が最終的に判断して会計課内の金庫で保管していたことが、広島県警への取材でわかった。県警は保管場所変更の経緯などを知る内部関係者の犯行の可能性もあるとみて捜査している。

 同県警では証拠品の保管は原則として事件の担当課の保管庫ですることになっている。今回は事件を担当する生活安全課が保管するはずだが、多額で保管庫に入りきらなかったため、署長が許可を出したうえで、本来は拾得物などの保管用に使っている会計課の金庫の使用を決めたという。

 同県警では、署長が年に2回以上、課長たちが3カ月に1回以上、証拠品の定期点検をすることになっているが、今回の事件は8日夜、不審な点に気づいて会計課員が金庫の中身を緊急点検し、現金がなくなっていることがわかったという。

 今回の証拠品は、県警が2月、生前贈与を持ちかけ手数料の名目で金をだまし取る詐欺事件で押収した多額の現金だった。この事件では「生前贈与したい」とうそのメールを不特定多数の携帯電話に送信し、返信してきた相手に「手数料が必要」などとして現金を振り込ませていたという。被害者は全国に400人以上おり、被害総額は1億6500万円に上るとされる。

 会計課は1階の奥まった場所に…

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