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 米国の元政府当局者や専門家らと欧州で接触した北朝鮮外務省の崔善姫(チェソンヒ)・米州局長が13日、帰国途中の北京空港で取材に応じ、「条件が熟せば、トランプ政権と対話する用意がある」と話した。香港フェニックステレビなどが伝えた。

 外交筋によると、崔氏は8~9日、ノルウェーで米側と協議した模様。崔氏は「今後も機会があれば、協議する」とも述べたが、核を放棄するかという質問には答えなかった。米国人4人が北朝鮮で拘束されている問題は「話していない」としている。韓国の文在寅大統領との対話については「状況を見て」と述べるにとどめた。

 今回の協議では、米トランプ政権が北朝鮮への圧力を強めるなか、核・ミサイル問題などについて話し合った模様だ。北朝鮮側には米国の出方を探る狙いがあったとみられる。

 ティラーソン米国務長官は今月3日、挑発を繰り返す北朝鮮に対し「追加制裁を科す用意がある」と語る一方、「適切な条件下であれば、対話に応じる準備がある」とも述べていた。(北京=延与光貞)