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絵本作家・いとうひろしさん

 ――代表作の一つ「ルラルさんのにわ」(ポプラ社)は、出版から25年以上、続くシリーズです。日常にひそむ小さな面白さに目を向けた作品ですね。

 大学で児童書を読むサークルに入っていて、自分たちでも絵本を描こうという話になったんです。校舎の階段を下りている間にまとまったお話です。

 ルラルさんは、いじわるなおじさん。自慢の芝生の庭に誰も入らせないのですが、ワニは怖くて追い出せない。ワニに誘われ、しぶしぶ芝生に寝そべってみると、チクチクして気持ちいいと気づくんです。

 ――偏屈で完璧主義のルラルさんが崩れ、おおらかになるのが印象的です。

 大人でも子どもでも、思い通りにいかないこと、問題をどうにもできないことってあります。

 でも、一つの視点だけでなく、あっちこっちと視点を変えた結果、いいことを見いだす場合や、解決しなくても問題とうまい距離感で付き合っていける場合ってあると思うんです。根本的な解決よりもそっちが大事ですよね。

 デビュー以来30年の作品づく…

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