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 吉野川上流域の山あいにある大川村井野川地区で、特産の玉緑茶の釜煎り作業がたけなわだ。

 農業和田倫武(ともたけ)さん(62)方では、家のすぐ下に広がる急斜面に植えられた一番茶の手摘みとともに、釜煎りと茶葉もみの作業が進む。摘んだ生茶葉は釜煎りを待つ間、暗く風通しのよい倉庫などにふわりと平積みされる。最盛期のこの時期は倉庫だけでは足りず、自宅居間も茶葉に「占拠」される。

 「1日に生茶葉約100キロを釜煎りして、もんで乾かして、また煎って。製品になった時には20キロ弱。人も動き回って釜のそばであぶられて。1シーズンで4キロばあ、やせたことも」と和田さん。作業は今月末まで続く。(堀内要明)