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 山形県内を発端に、感染が広がったはしか(麻疹)について、県は17日、4月18日からの4週間、新たな感染が確認されなかったとして「終息」と判断したと発表した。これまで県は2回、対策連絡会議を開催。142人に緊急ワクチンを接種したという。県は「これから各保健所への聞き取りなどから課題を洗い出し、今回の対応について検証を進める」と説明している。

 県健康福祉企画課によると、拡大したはしかの発端は、インドネシア・バリ島から2月26日に帰国後、3月2日に置賜地方の自動車教習所を訪れた横浜市の20代男性とみられる。3月9日に感染が発表された。

 その後、男性と同じ教習所に通っていた人や、宿泊施設の従業員らに広がり、1都6県の男女計60人の感染が確認された。すでに全員が回復したという。

 県健康福祉企画課は、20代男性が利用した長井市の宿泊施設の経済的影響などについて「今後の検討課題」との認識を示した。

 国立感染症研究所感染症疫学センターのガイドラインによると、患者との最後の接触から4週間が過ぎても新たな患者が出なかった場合に「終息」と判断できるという。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(望月愛実)