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 悲しげにも見える黒い瞳。小さな可愛い耳。でも、なにか特別に変わったことが、このネズミにあるようには見えない--米国南東部の牧草地や浜辺を小走りに動き回るハイイロシロアシマウス(英名=oldfield mouse、学名=Peromyscus polionotus)〈訳注=以下「ハイイロ」〉。その一生は、むしろ単調な日々の連続だと言ってよい。

 しかし、子孫を残すことについては、哺乳類の中では例外と言える際立った特性を持つ。一夫一婦制を貫くことだ。しかも、細心の注意を払って、子育てをする。

 ハイイロの夫婦は、巣穴を一緒に掘る。子が生まれるときは、複雑に入り組んだ構造に仕上げる。生まれると、オスも子の世話をする。巣から落ちれば、もとに戻す。みんなの体をなめ、体温を失わないように抱いて温める。

 ハイイロのこうした特徴的な行…

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