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 ボクシングの2012年ロンドン五輪金メダリストで13年にプロとしてスタートした村田諒太選手(31)=帝拳=が20日、東京都江東区の有明コロシアムで開催された世界ボクシング協会(WBA)ミドル級王座決定戦で判定負けし、世界王座には届かなかった。

 村田選手はダウンを奪うなどし、勝利を確信した観衆は採点結果にブーイングの嵐。会場には「うそだ」「こんなのボクシングではない」といった怒声が飛んだ。

 東京都世田谷区の自営業、太田一幸さん(37)は「ちょっと信じられない判定。内容は悪くなかっただけに、不運な試合だった」とすっきりしない表情。「また一つ一つ積み重ねて、早めにまた世界に挑戦してほしい」と期待を込めた。

 60代夫婦の高橋さんも残念そう。夫の進さんは「あの階級はなかなか日本人チャンピオンが出ない。そろそろと思っていた」。妻の厚子さんは村田選手のプロデビュー戦から国内の試合は全て会場に足を運んで観戦し、「ずっと見てきたので感慨深い」。敗れても強敵に立ち向かった姿に心を打たれた様子だった。(時事)

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