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 組織のトップも、ご立腹? 20日にあった世界ボクシング協会(WBA)ミドル級王座決定戦で、2012年ロンドン五輪金メダルの村田諒太(帝拳)が同級1位のアッサン・エンダム(仏)に1―2で判定負けしたことについて、WBAのヒルベルト・メンドサ・ジュニア会長が自身のツイッター(@GilberticoWBA)に「poor decision(ひどい判定)」などと書き込んだ。

 メンドサ会長は「正しい採点が行われなかったことに、怒りと不満を感じている」と投稿。「村田と帝拳プロモーション、日本のボクシングファンに謝罪したい」「再戦を指示するつもりだ」などとつぶやいた。

 また、試合の映像を見ながら自らがつけた採点表の画像も投稿。117―110で村田が勝っていたという。「ひどい判定が生んだダメージをどう回復させたらいいか、言葉が見つからない」とした。

 村田は試合直後、自身のフェイスブックに「勝ってた負けてたはジャッジの仕事なんで、受け入れるしかありません。それがアスリートの役目かと思っています。少し休んでこの先のことは考えます」と投稿。21日にはエンダムとのツーショット写真とともに「エンダムと話してました。大切なことは、2人がベストを尽くしたこと、日本に来てくれて感謝していると伝えました。エンダムとエンダムのスタッフ達にも感謝いたします」と書き込んだ。

 村田とエンダムの再戦について、WBAの正式な発表はない。世界的プロモーターの本田明彦・帝拳ジム会長は20日の試合後、「今までで一番最低の採点。4年間、この試合のためにかけてきた。再戦をやる気はないよ。本人には申し訳ないけど」と話していた。(松沢憲司)