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 特許庁は22日、米国や欧州連合(EU)、中国、韓国の当局とともに、各国で「悪意がある」とみなされた商標出願の事例集をまとめた。有名ブランドによく似たロゴマークの無断登録など、裁判所が無効と判断した国内外の計50事例をあげている。

 国内では、北海道の企業が熊のシルエットと文字を組み合わせ、「クーマ」の商標として登録したマークが、独スポーツブランド「プーマ」のロゴに酷似しているとして無効とされた事例が示された。そのほか、ドイツビールのロゴをメーカーに無断で登録したが無効になった中国の例や、高級時計ブランド「ROLEX(ロレックス)」と一文字違いの「POLEX(ポレックス)」の商標登録が取り消された韓国の例や、スイスの時計メーカー「SWATCH(スウォッチ)」に似た「IWATCH」の商標出願があった米国の例などが紹介されている。

 事例集は英文で、各国の商標5庁でつくる「TM5」のホームページで入手できる。(伊藤舞虹