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 インドネシア警察は21日夜、首都ジャカルタで開かれたゲイの男性らの大規模なパーティーを摘発し、ポルノ取締法違反の疑いで参加者141人を逮捕した。

 警察によると、パーティーはジャカルタ北部のサウナ付きジムで有料で開かれ、裸でダンスやスパを楽しむ内容とされる。コンドームが押収されており、違法な売買春行為があったと警察はみているという。

 同国では、イスラム法に基づく自治が認められているスマトラ島北部アチェ州をのぞき、同性愛行為そのものは合法。ただし、性的少数派を敵視する動きが各地で強まっている。

 今回の事件では、容疑者らが裸のままで警察署へ連行される写真がソーシャルメディアで拡散しており、人権団体は「警察による意図的な流出だ」として非難している。4月下旬に、同国第2の都市スラバヤでパーティーに参加した14人の男が逮捕された際には、警察は容疑者を立ち会わせて記者会見を開いた。(ジャカルタ=古谷祐伸)