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 千葉県館山市沖で定置網に入ったのちに死んだ幻の巨大ザメ「メガマウス」が24日、海底からひきあげられた。全長は5・4メートル、体重は1223キロだった。鴨川市の鴨川シーワールドがひきとることが決まった。

 メガマウスは22日朝に定置網にかかり、近くのいけすに移されたが、23日午前に死んでいるのが確認された。24日午前10時ごろ、ダイバーが潜っていけすから出し、船で引航、陸揚げされた。その後、一時保管する鴨川市内の大型冷凍庫へ運ばれた。

 鴨川シーワールドは、仲谷一宏・北海道大名誉教授らと調査研究することを検討している。メガマウスは1976年に初めてみつかり、世界でも飼育例がない。仲谷名誉教授は「生殖系をはじめ、わからないことが多い。メスの個体なので、研究に生かしたい」と話す。(中山由美