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 熊本地震で昨年中止になった「阿蘇ロックフェスティバル」が27日、南阿蘇村久石の県野外劇場アスペクタで開かれた。快晴の空のもと、約1万人が来場し、会場は熱気に包まれた。

 2014年の阿蘇山の噴火で観光客が大幅に減ったことから、地元を盛り上げるために15年5月に初開催。16年5月にも開催予定だったが、熊本地震の影響で延期された。今回、ウルフルズやサンボマスター、電気グルーヴ、スチャダラパーなど、昨年出演予定だった顔ぶれとほぼ同じアーティストが集まった。

 特に盛り上がったのは、県出身の「WANIMA」が登場した時。ボーカルのKENTAさんが「みんなに誰よりも会いたかったんだ!」と叫ぶと、客席から揺れるような歓声が湧き起こった。

 フェスの発起人である歌手の泉谷しげるさんは、「アーティストがみな来てくれたのは、感動的。熊本愛を感じる。毎年続けていって、阿蘇ロックが(みんなの)自慢となれば」と話した。(大畑滋生)