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【2015年3月9日夕刊5面】

 ――1965年、佐藤栄作首相は沖縄で「沖縄の祖国復帰が実現しない限り、わが国にとって『戦後』が終わっていない」と述べました。

 世論は二分されていましたが、私は復帰に賛成でした。米軍の基地用地強制収用に対する闘争の盛り上がりとともに、沖縄の復帰運動も高まっていました。私は、復帰して沖縄に日本国憲法を適用し、基本的人権を保障するのが先決だと考えていました。医療や福祉、教育は他県より劣悪だったのです。

 佐藤首相が沖縄に来られたとき、首相が泊まる那覇のホテルの前に復帰を求めるデモ隊が座り込みました。琉球大学の助教授だった私は、雑誌「朝日ジャーナル」の依頼で実況報告を書くためにその場にいました。警官がデモ隊をこん棒で殴り、血を流す人を目撃しました。私も殴られそうになりました。

 ――沖縄返還には密約があったとされます。

 佐藤首相の「密使」としてアメ…

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