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 「フェイスブック(FB)やツイッターはフェイクニュースの影響力を防ぐべきだ」。米カリフォルニア州で開かれたIT関係のイベントに出席した元国務長官のクリントン氏は5月31日、昨年11月の大統領選を振り返り、ソーシャルメディアに対してフェイクニュース対策を求めた。

 クリントン氏は「FBに投稿されたニュースの多くがデマだった」として、フェイクニュースが有権者の自分に対する見方を変えたとの認識を示した。そして、ソーシャルメディアは利用者が増えるにつれ、「陰謀論やうそや間違った情報を広めようとする力の犠牲になってしまっている」と指摘した。

 クリントン氏は、ソーシャルメディアが多くの人に正確な情報を伝えていると評価しつつ、「フェイクニュースによって作り出された新たな現実が人の考え方や世界の見方に影響を及ぼさないよう、ソーシャルメディアを運営する人々はもっと効率的に(投稿を)整理すべきだ」と訴えた。(米ロサンゼルス郊外=宮地ゆう)