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 噴火が続く小笠原諸島の西之島(東京都)について、環境省の関芳弘副大臣は1日、今年度に予定していた上陸しての現地調査は困難との見方を示した。上陸以外の調査方法を検討するとともに、月内にある火山噴火予知連絡会の評価を受けて最終判断する。

 環境省は今年度、生物や火山の専門家らとともに、西之島に上陸し、島の生態系や地質学的な特徴を調査する考えだった。だが、4月に約1年5カ月ぶりに噴火が起き、今後も続く可能性があることから、上陸は来年度以降に改めて計画する方向で調整する。

 一方で、昨年の予備調査では、海鳥の営巣や、草が生えていることなどが確認されており、ドローンや航空機による調査ができないかを検討する。関副大臣は「生物多様性などの学術的な知見を与えてくれるところ。一刻も早く行ければよいと思う」と話した。(小坪遊)