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 旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)グループは、愛知県蒲郡市で営むテーマパーク「ラグナシア」のとなりに、ロボットが接客する「変なホテル」を8月1日に開く。2階建て延べ約4300平方メートルで100室を備え、価格は1室2万円ほどを予定している。

 ロビーでは恐竜のティラノサウルスを模した全長7メートルのロボットが出迎え、その妻と子どもという設定のロボットがチェックインを受け付ける。各部屋にもロボットを1台ずつ配置し、「テレビをつけて」といった声に反応して対応する。従業員はロボットにできない仕事にあたる7人だけという。

 「変なホテル」は長崎県佐世保市のハウステンボスのとなりと、千葉県浦安市の東京ディズニーリゾート近くに続き、3カ所目。ハウステンボス内のホテルは「ロボットがスタッフとして働いた初めてのホテル」としてギネス世界記録に登録された。

 HISグループは「変なホテル」を今後3~5年でフランチャイズを含めて世界100カ所に展開する方針。東京や大阪、台湾への出店も想定する。人手不足に伴う人件費の上昇が業界の収益を圧迫しており、ロボットを使ったホテル運営のノウハウを外販することもめざす。(友田雄大)