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 アイルランドの与党、統一アイルランド党の党首選が2日、実施され、レオ・バラッカー氏(38)が党首に選ばれた。今月中旬にも国会での指名を受けて、首相に選ばれる見通しだ。

 バラッカー氏は2015年、同性婚を認める憲法改正の是非を問う国民投票を前に、自身がゲイであることを公表。党首当選後の演説では「偏見はこの国にいらない」と強調した。

 また、父親がインドからの移民であることに言及し、「息子である自分は出自ではなく、個性によって判断され、平等に扱われた。すべての子どもに夢を持てるような機会をもたらしたい」と述べた。

 同党は財政危機後の11年に14年ぶりに政権に就いたが、少数与党のため、他党との連立や無所属議員との協力で政権を維持してきた。だが、昨年2月の総選挙で連立与党の同党と労働党は改選前にあった過半数の議席を失い、連立解消に追い込まれ、エンダ・ケニー首相が今年5月に辞任を表明。今回の党首選となった。(ダブリン=河原田慎一)

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