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 長野県松本市寿北8丁目の倉田病院で、「グッドミン」など向精神薬5種類計445錠が所在不明になっていることが、わかった。病院は、県松本保健福祉事務所に紛失を届け出て、立ち入り検査と指導を受けた。

 病院によると、所在が分からないのは、病棟のナースステーションで管理していた頓服用の錠剤。定期処方とは別に、急性期などの際に患者に服用させる。

 内訳は「グッドミン」(194錠)、「フルニトラゼパム」(97錠)、「ロラゼパム」(42錠)、「エチゾラム」(29錠)、「ホリゾン」(83錠)で不眠症治療薬や睡眠導入剤などとされる。

 4月中旬に紛失に気付き、院内の記録と照合した結果、昨年8月から今年4月の間になくなったことがわかった。関係する看護職員ら20人余りを対象に聞き取り調査をしたが、原因はわからなかった。

 田中敏和事務長は、消費期限切れの薬の処分や投薬後の記録の記載漏れなどの可能性もあるとして「管理の甘さを反省している」と話した。再発防止へ、鍵付きの金庫に錠剤を保管し、看護師長らが管理責任を負い、日勤と夜勤の交代時には残っている錠剤数を確認し合う体制にしたという。

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