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 内戦が続くイエメンで伝染病コレラの感染拡大が止まらず、国連児童基金(ユニセフ)によると過去1カ月で約7万件の感染が報告され、うち600人近くが死亡した。2日に現地視察を終えたユニセフの担当者は「新たな感染疑いの報告は今後2週間で13万件に達すると見込まれる」として、内戦の停止と国際社会の支援の強化を訴えている。

 イエメンではハディ暫定政権と反政府武装組織「フーシ」が対立し、サウジアラビアが2015年3月から政権側に立って軍事介入している。首都サヌアを占拠するフーシ側は、コレラの感染拡大を受けて5月に非常事態を宣言。国際社会に人道援助を求めている。

 だが、内戦で水道などのインフラが破壊され、衛生状態は悪化しており、感染の拡大に歯止めがかからない状況が続いている。(渡辺淳基

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