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 米アカデミー賞公認の映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2017」(実行委主催)の一部門で、今年創設された「キテミル川越ショートフィルム大賞」の授賞式が東京都内で4日あり、映画監督の井上博貴さん(46)=東京都=の「宝池に寄り道を」に決まった。

 キテミル川越ショートフィルム大賞は主に川越市内をロケ地とした作品が対象。シティープロモーションに力を入れる川越市が実行委に働きかけ、「CGアニメ」「ミュージックショート」などと同列の部門として設定された。市が今年1月末までの半年間募集し、プロやアマ、高校生~シニアから集まった17作品のうち、実行委の選考を経た4作品を出品した。

 受賞作は、市内の川越熊野神社や「大正浪漫夢通り」を舞台に、恋人の姉に思いを寄せてしまった男子高校生の切ない思いを16分56秒にまとめた。審査員を務めた川越出身の俳優、市村正親さんは「僕が遊んだ街がいっぱい出てきている。一番、人生が詰まっているのがこの作品と思う」と評した。

 井上さんは「これを機に別の作品でも川越で撮影したい」とあいさつ。フェスティバルは米アカデミー賞の地区予選とも位置づけられるが、今回、ノミネートはしないという。4作品は8月下旬ごろ、市内の映画館「川越スカラ座」で上映される予定。(西堀岳路)

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