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 スポーツ嫌いで何が悪いのか。スポーツ庁の「スポーツ嫌いな中学生をいまの16%から半分に減らす」という計画について、体育嫌いが高じて、テレビ番組に「体育への恨みつらみ川柳」なるコーナーまで作った漫画家の久保ミツロウさん、文筆家の能町みね子さん、音楽家のヒャダインさんの3人に、大いに語ってもらった。

 もともと記者が大好きだったこの番組は、フジテレビの深夜のトーク番組「久保みねヒャダこじらせナイト」。取材を申し込むと快諾され、「公開取材」の様子が5月上旬にオンエアされた。しかし、3人の思いは熱い。放送されたのはほんの一部で、取材は収録終了後のスタジオ、さらに楽屋まで続いた。

 話は体育への恨みのみならず、東京五輪をどう迎えるか、そして、好角家として知られる能町さん、フィギュアスケートを描いたアニメの原案も担当している久保さんの、スポーツを伝える表現者としての思いにまで広がった。

 ――この目標、どう思います?

 久保 あたかもスポーツ嫌いの子たちの意識が間違っているみたいになるのが嫌。「正しい教え方をすれば嫌いになるわけがない」みたいな空気はなーんにも役に立たない。

 ヒャダイン スポーツ好きな人はスポーツが楽しくて仕方ない、こんな楽しいことをしないのはもったいない、と思っているんでしょうね。

 能町 親切の押し売りですよ。そんなだったら勉強嫌いな子を減らした方がよっぽどいい。

 ヒャダイン そう! 勉強嫌いの人に「勉強楽しくないなんてもったいない。楽しいですよ」と言っても反感しかない。それを体育だったらいけると思ってる、その脳みそが筋肉でできてるんですよ!

 ――そもそも体育って、どうして嫌でした?

 ヒャダイン プレッシャーになるじゃないですか。体育の授業。恥かかされるし。それを含めて16%は体育が嫌いって言っているのに。それを半分に減らそうとしている人たちって、単純に「体育が苦手だから嫌いなんだろう」と思っているのでは。

 能町 運動が嫌いなんじゃないですよ。うまい人と一緒にやるから嫌いになるんですよ。

 ――でも、例えば数学が嫌いな…

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