【動画】5日早朝、奈良県の仏生ケ岳から撮影された「ダイヤモンド富士」=新林正真さん提供
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 富士山の山頂に太陽が重なって輝く「ダイヤモンド富士」を5日早朝、南西に約292キロ離れた奈良県十津川村付近の仏生ケ岳(ぶっしょうがたけ)から撮影することに、同県天理市の住職・新林正真(しんばやししょうしん)さん(48)が成功した。

 新林さんによると、太陽の軌道と地形をあわせて考えると最も遠い所からみられるダイヤモンド富士だという。

 撮影地は、仏生ケ岳山頂近くの標高1700メートル地点。この場所からのダイヤモンド富士は夏至に近い6月上旬と7月のそれぞれ数日間だけ見られる。

 この日は晴天が予想されたことから、ふもとから約6時間をかけて登り、無事に撮影に成功した。空気が澄んでいたことから太陽が昇る前から富士山の輪郭が見えたという。

 2013年、16年に続いての撮影成功だが、新林さんは「これまでで最もはっきりと富士山を撮影でき、登山したかいがあった。体力が持つ限り撮影を続けたい」と話した。(竹野内崇宏)

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