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 静岡市葵区の城北公園の「日本庭園」で、カルガモの赤ちゃんが元気な姿を見せている。「ピーピー」と鳴きながら自由気ままに園の池を泳ぎ回る。近隣の住民らも連日集まり、親子の仲むつまじい様子を見守っている。

 2012年から園でカルガモの保護活動を行っている有志によると、先月31日に9羽、今月4日に12羽の赤ちゃんがそれぞれ別の親から生まれたという。

 有志のメンバーは、11年に子ガモが野良猫などに襲われ、大きな被害を受けたことをきっかけに活動を始めた。鈴木勝雄さん(79)はカラスよけのワイヤを2年前から張り、実藤慶さん(49)は5年前から猫よけのネットを張っている。費用は自腹だが、「多くの人に城北公園のカルガモを楽しんでほしくて始めた」と話す。

 実藤さんによると、池は手狭のため、一部のカルガモは近々、そばの川に引っ越すとみられる。赤ちゃんが成長して飛び立つ9月ごろまでは、親子の姿を楽しめるという。(華野優気)