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 日本マクドナルドは、社員が在宅勤務できる日数を、現在の週1日から最大週5日に拡大する。子育て中の社員らが働きやすい環境をつくり、優秀な人材を確保する狙いだ。下平篤雄副社長が6日、朝日新聞のインタビューに答えた。

 同社は昨年、本社などのオフィスで働く社員を対象に現在の在宅勤務制度を導入。事前に、自宅で働く時間帯を上司に届け出る仕組みで、開始当初は原則週1日に制限してきた。

 しかし、「問題はなかった」(下平氏)として、制限をなくすことにした。事前に時間帯を届け出る義務もやめ、本人申告で勤務時間を管理する方針だ。

 制度の詳細は、どうすれば全部署で使いやすくなるかなどを社員に調査した上で、年内に固める予定。店舗スタッフは今後も対象に含まない。

 下平氏は、インターネット電話「スカイプ」などを例に挙げ、「技術革新は進んでおり、使わない手はない」と指摘し、「家庭と仕事に向き合える、よい循環を生みたい」と話す。

 人手不足を背景に、企業が働く環境を見直す動きは活発になっている。食品大手のカルビーも4月、在宅勤務が選べる日を週2日から最大週5日に広げた。(和気真也)