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 川上村で地域おこし協力隊として活動する平井健太さん(33)が制作した座椅子が、家具のデザインを競う「国際家具デザインコンペティション旭川2017」で銅賞にあたるブロンズリーフ賞を受賞した。

 平井さんは静岡県出身。建設会社で建築設計に携わったが、「自分の手で作品を仕上げたい」と、家具職人の道へ。

 岐阜県高山市で学んだ後、美しい曲線を持った作品を作っているアイルランドの工房で技術を習得した。帰国後の昨春、「林業が盛んな所で自分の能力を生かしたい」と、川上村の地域おこし協力隊になった。

 受賞した座椅子は、長さ230センチ、幅14センチ、厚さ1・5ミリの吉野杉の板を15枚重ね合わせたもので、美しい曲線のフレームが特徴だ。軽いのに強度があり、フレームにもたれると柔軟にしなる。

 平井さんは5月末、工房「studio Jig(スタジオ・ジグ)」を立ち上げた。「受賞は大きな励みになる。川上村で作品を制作、販売していきたい」と意気込みを語った。(菱山出)