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 職務質問で容疑者を2回取り逃がした殺人未遂事件を受け、大分県警は7日、今年度から職務質問の習熟度を試すテストを導入したと明らかにした。対象は地域をパトロールする各署地域課の全約550人という。

 この日あった定例記者会見で、高山譲二刑事部長が説明した。

 県警によると、職務質問については、県警本部の地域課が毎年度、各署を巡回して年度初めに研修会を開いている。今年度からは事前に資料を配り、研修後に職務質問の根拠となる法律や技能の理解力を試す計10問をテスト。研修も失敗例を取り入れ、より実践的な内容にしたという。

 高山部長は「まだまだ職務質問の技能が足りなかった。若手警察官を中心に一層の技能向上をはかり、組織捜査力を強化したい」と話した。

 県警は3月、逃走中の殺人未遂事件の容疑者の車を見つけ、職務質問しようとして逃げられ、その後も同じ容疑者を職務質問で一度はパトカーに乗せたのに、再び取り逃がしていた。(平塚学)