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 東芝は10日、経営破綻(はたん)した米原発子会社ウェスチングハウス(WH)が手がける米国内の原発建設に対する債務保証について、上限額を36億8千万ドル(4129億円)とすることで発注元のサザン電力と合意したと発表した。東芝が想定した範囲内の金額でおさまり、さらに工事費用が膨らんでも追加の損失は出ないことになった。

 今回合意したのは、WHが建設中のボーグル原発2基(ジョージア州)にかかる債務保証。サザンに対し、今年10月から2021年1月までの間に分割で払う。工費が想定より低くおさまれば、サザンから返金を受けられる。

 ほかにサマー原発2基(サウスカロライナ州)を発注しているスキャナ電力とも債務保証の上限額について協議中で、6月中の合意をめざす。この額が2500億円程度におさまれば、東芝は米原発事業での追加損失を回避できる。

 東芝はこれら4基の建設などに親会社として6700億円の債務保証をしており、全額を17年3月期の決算(暫定値)で引き当てている。

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