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(11日、中日4―0オリックス)

 中日のバルデスが踏ん張った。チームの連敗を3で止め、自身の連敗も4でストップ。7回無失点の好投で、4月23日のDeNA戦以来の2勝目を挙げた。

 一回、先頭にいきなり死球を出しても、冷静だった。「立ち上がりは右打者のインコースにまっすぐが流れていたけど、試合の中で修正できた」。ピンチを無失点で切り抜けると、低めをつく丁寧な投球でテンポよく投げきった。124球。強打者が並ぶオリックス打線を3安打に封じた。

 不調で2軍落ちし、中13日で先発ローテーションに復帰した。「チームがいい形で戦ってきていた。自分の4連敗を意識するよりも、何とかチームの連敗を止めようと思った」。登板間隔があいた今回は、いつもよりランニングや遠投を増やして復帰戦に備えた。

 勝ち星は少なくても、安定感は抜群だ。防御率2・44はリーグ5位。「好投しても報われないバルデス」に注目が集まり、オールスターのファン投票の中間発表では2位につける。39歳の左腕は「今はチームに貢献するのを考えることで頭がいっぱい」と話した後、にやりと笑って付け加えた。「(オールスターには)もちろん出たい」(野田枝里子)

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