皇后さまは11日、東京・丸の内で開かれた公益財団法人日本リウマチ財団の創立30周年記念レセプションに出席し、約30分間にわたり、リウマチの患者らと懇談した。

 リウマチ性疾患には、激しい痛みを伴って関節が変形する「関節リウマチ」などがあり、同財団は、予防と治療に関する研究や、正しい知識の普及啓発などのため活動している。

 レセプションには、リウマチ患者や、リウマチの研究や患者のケアなどに力を尽くした人らが出席。皇后さまは、リウマチ患者らに「病気になってどれくらいになりますか」などと尋ねた。リウマチを患って25年ほどになるという兎洞(うどう)ゆり江さん(68)が「新薬を使い始めたのでとても楽になりました」と伝えると、兎洞さんの手を握り、「お大事にね」と語りかけた。

 また、リウマチ患者のケアについて普及啓発に努めている看護師の粥川由佳さん(37)には、「患者に寄り添って生活について助言を与えてくださる方たちということで、お医者さまと共に看護師さんも大きなお仕事だと思います」と話し、「まだ光の見えない方が大勢いらっしゃるので、ぜひそういう方たちにも寄り添ってくださいね」と伝えていた。(中田絢子