【動画】奈良県平群町の「電照菊」=筒井次郎撮影
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 平群町のあちこちでこの時期、深夜に「電照菊」の電球がともされている。

 菊農家中尾佳照さん(55)の畑は、5月から夜10時~翌3時にLEDの赤と白の電球で照らす。菊は光が当たる時間が長いと、開花が抑制され、出荷時期が調整しやすくなる。あと数日で電灯は消され、お盆前の8月初めに出荷時期を迎える。

 平群町では約100軒の農家が菊を栽培しており、JAならけんによると、夏秋期の小菊の生産量は日本一という。「平群の小菊」は2009年、地域団体商標として特許庁に登録された。(筒井次郎)