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 福岡市博多区で昨年7月に7億5千万円相当の金塊が盗まれ、10人が逮捕された事件で、福岡地検は13日、このうち事件の主導役とみられる愛知県尾張旭市の会社役員野口和樹容疑者(42)ら5人を窃盗罪で起訴した。

 また盗品等処分あっせん容疑で逮捕されていた2人について、同日付で処分保留で釈放とした。地検は「任意で捜査を続ける」としている。

 他に起訴されたのは、会社役員沓掛祐介(38)=名古屋市東区▽工員白石智則(34)=同市北区▽会社役員白根敬大(27)=同市港区▽会社員内田拓海(25)=同市中区=の4容疑者。

 起訴状などによると、5人は昨年7月8日午前9時半ごろ、福岡市博多区博多駅東1丁目のビル1階のエントランスで、金塊の売却に訪れた貴金属会社社長ら数人に「警察、警察」「密輸品なのはわかっているぞ」と迫り、すきを見て金塊160キロ(7億5千万円相当)や現金130万円入りのケースを盗んだとされる。

 事件をめぐっては他に窃盗容疑で2人、盗品等処分あっせん容疑で1人が逮捕されており、地検は起訴するかどうか検討している。(加藤美帆、菅原普)