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 「理解できない決定だ」――。九州電力玄海原発3、4号機の再稼働差し止めを求めた仮処分を佐賀地裁が却下した13日、申し立てた市民らは「今後もあきらめずに戦う」などと怒りの声を上げた。

 午前10時過ぎ、地裁前。申立人の1人で「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」代表の石丸初美さん(65)は厳しい表情で現れ、「不当判決」と書かれた垂れ幕を掲げた。支援者らから「正義はどうした」などと声が上がった。

 石丸さんは企業の経理などで働き、4人の子を夫と育てた。原発のことは何も知らなかった。転機は10年余り前。玄海3号機で使用済み核燃料から取り出したプルトニウムとウランを混ぜたMOX燃料を使う日本初の計画が進んでいた。高校の恩師に誘われた勉強会で詳細を知り「危険性に身の凍る思いがした」。反対署名を集め、2010年にはMOX燃料の使用差し止め訴訟を起こした。

 親類には理解されず、連絡を取…

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