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 7月1日に始まる祇園祭に合わせて、京都府警が「通訳部隊」を結成する。祭りなどの警備の際に、急増している外国人観光客らを手助けする特別の態勢だ。伝統行事を楽しみに訪れる外国人がトラブルなく過ごせるよう、あの手この手の対策を進めている。

 日本三大祭りの一つである祇園祭は、7月いっぱい続く。このうち最も人出が多いのが、2回の山鉾(やまほこ)巡行の日を中心とした8日間で、昨年は約91万人(府警調べ)が訪れた。

 見物客には、年々外国人の姿が目立つようになってきた。ルールやマナーがわからず、山や鉾が進む道路に出たり、行列の後ろに付いて歩いたりして事故が起きる可能性がある、と府警は対策に乗り出している。

 昨年は約50人の「指定通訳人」を配置。所属部署から推薦されて選抜された語学が堪能な警察官で、沿道などに展開した各部隊に加わって警備にあたった。

 今年は、語学が得意な警察官を増員する。さらに、英、中、韓、仏語とベトナム語を話せる指定通訳人約10人による特別部隊を結成。山鉾巡行がある7月17日(前祭〈さきまつり〉)と24日(後祭〈あとまつり〉)に、街を動き回って対応することにした。

 昨年、京都市が行った京都観光総合調査で、京都を訪れた外国人が「残念な点」と回答した例に挙がったのが、「英語を話せる人が少ない」といった言語に関する不満だ。

 府警はこうした結果も受け止め、コミュニケーション不足によるトラブルを未然に防ぎたい考えだ。今年度は通訳部隊に約400万円の予算を確保。話せる言語を記した専用のベストを作り、部隊が拠点とする車に電光掲示板を付けて外国語が得意な警察官がいることをアピールするという。

 混雑する祭りなどの警備を担当する山田光一・地域課次席は「すり被害に遭ったり、飲酒によるトラブルに巻き込まれたりする外国人も出るかもしれない。しっかり対応できる態勢をつくりたい」と力を込める。

■警察署で外国人講師の英…

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