日本会議国会議員懇談会の皇室制度プロジェクトチーム(PT)は15日、国会内で「女性宮家」の創設に反対する勉強会を開いた。PT座長の衛藤晟一(せいいち)首相補佐官は、戦後に臣籍降下した旧11宮家の男系男子孫を皇族に戻す案も念頭に、「議連(懇談会)として成案を得たい」と表明した。

 衛藤氏はあいさつで「安定的な皇位継承策の検討、女性皇族の結婚後の活動のあり方に関し、超党派の議連として成案を得る方向で進めていかなければいけない」と述べた。

 衛藤氏の発言について、PT座長代行を務める柴山昌彦首相補佐官は記者団に「男系継承の具体的方策として、旧宮家の男系男子孫に皇族身分を付与する方法の検討を進めるということで幹部に諮りたい」と述べた。女性宮家をつくらず、女性皇族が結婚後も皇室活動を支援できるようにする案も含め検討するという。

 この日は自民党の国会議員35人が参加。明治天皇の玄孫でもある作家の竹田恒泰氏が「女性宮家は皇室を滅ぼす」と題し講演した。(二階堂友紀)