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(16日、阪神4―2楽天)

 許した安打は、ソロ本塁打の1本だけ。阪神の岩貞が、楽天打線をほぼ完璧に封じ込んだ。

 課題としている立ち上がりから、球を低めに集めた。特に打者の手元で小さく変化するカットボールやチェンジアップが効き、凡打のヤマを築く。四回の先頭・今江にはフルカウントになったが、12球目、外角への129キロで遊ゴロに仕留めた。

 昨季10勝の左腕は、開幕から本調子には遠かった。5月には2軍落ちも経験したが、はい上がってきた。「春先は去年の自分像を求めていた。今はまた一からやっている」

 2年目の金本監督にとっては、初の交流戦勝ち越しが決まった。先制2ランの原口や岩貞ら、就任直後から鍛え上げてきた選手たちが、確実に成長している証しでもある。

 ○金本監督(神) 岩貞について「いいときと比べると、万全ではない。絶好調とは言えない中、ナイスピッチング」。

 ○原口(神) 二回に左中間へ先制2ラン。「去年までならフェンス直撃ぐらいだった。入るのは自信にもなります」