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 わが隣家のおばあちゃんが家のなかで転んで足をけがした。90歳の一人暮らし、これは一大事と近所同士でお世話して、病院に入院してもらった。おばあちゃんは元気なのだが、さあ、また元通りの一人暮らしの生活に戻れるかどうか。ご親戚ともども、ここは思案のしどころである。高齢化社会の課題がすぐ身近にある。

 ことしも6・15が過ぎた。私たちの世代には忘れられない日である。あれから、もう57年も経ってしまったんだなあ。1960年6月15日、国会議事堂の南通用門を破って、いわゆる「全学連」のデモ隊が国会構内に乱入、そこで警官隊と激突した。「日米安保条約改定反対」を叫んで、その激しいもみ合いのなかで、当時、東大文学部4年生の樺美智子さんが亡くなってしまった。

 当時、わたしは東京都内の中学3年生、先生が「きょうはこれから国会にデモに行ってくるからな」などと言って「安保反対」のプラカードを持ってでかけたのを覚えている。えっ、女子学生が死んでしまったんだって、わたしたちは樺さんの死のニュースを聞いてびっくりした。まだ、世情のことはよくわからなかったから、22歳なんかで死んじゃったらいやだな、怖いな、そんな思いだったように記憶する。

 ことしの6月15日、南通用門…

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