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 中学生棋士・藤井聡太四段の快進撃で、県内でも将棋熱が高まっているようだ。藤井四段が連勝を「27」に伸ばし、歴代1位の連勝記録に王手をかけた17日、長野市の将棋教室では小学生ら約20人が集まり、対局を楽しんだ。

 長野市川中島町の集会室で、月2回のペースで開かれる「若葉将棋会」。この日午後、思い思いの時間に集まった小学生たちが互いに対局したり、「こっちに逃げたらどうするの?」と会を催す市川憲治さん(70)=長野市=に聞いたりしていた。

 アマ五段の市川さんは15年ほど前から会社勤めの傍ら、子どもたちに将棋を教えてきた。退職後、小学生が放課後を過ごす児童センターで指導しているが、藤井四段の活躍が注目されるようになって新しい依頼が相次ぎ、以前の2カ所から7カ所に増えたという。「藤井ブームで、将棋に関心を持つ親も増えている」と話す。

 小学4年の古林正義君(9)は、年長のときに将棋を始め、すっかり夢中になった。毎日の練習を欠かさず、県大会で優勝して全国大会に出場した経験も。「将棋は考えるのが楽しい。プロ棋士になって、藤井四段と対局してみたい」と目を輝かせた。(岡林佐和)