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 フランス南東部アヌシーで開かれたアヌシー国際アニメーション映画祭で17日夜(日本時間18日午前)、授賞式が行われ、長編部門で湯浅政明監督の「夜明け告げるルーのうた」が最高賞に当たるクリスタル賞に輝いた。

 同映画祭には約50カ国から216作品が出品され、長編・短編両部門で最高賞を争った。長編部門で日本作品が最高賞を獲得するのは、1995年に高畑勲監督の「平成狸合戦ぽんぽこ」が受賞して以来22年ぶり。同部門では、片渕須直監督の「この世界の片隅に」もクリスタル賞に次ぐ審査員賞に選ばれた。

 「ルーのうた」は、漁港の町に住む音楽好きの少年が人魚の少女ルーと出会い、町の危機に立ち向かう物語。「この世界の片隅に」は、第2次大戦中の広島県呉市を舞台に、海軍勤務の男性に嫁いだ女性の葛藤を描いた。(時事)

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 湯浅監督は「スタッフキャストの皆様おめでとう。応援してくださった方々もありがとうございます。良かった」とコメントしている。同映画祭は、カンヌ国際映画祭のアニメーション部門が独立して創設された。アニメ作品を集めた映画祭としては世界最大規模を誇り、最高峰の一つとされている。「夜明け告げるルーのうた」は日本で公開中。