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 射水市出身で、昨年のリオデジャネイロ五輪柔道女子70キロ級金メダリストの田知本遥選手(26)が19日、母校の同市立小杉中で講演した。ロンドン五輪で7位に終わってから、リオ五輪に再挑戦するまでの4年間を振り返り「妥協せず、自分にうそのないプロセスを過ごすことが自信につながる」と話した。

 講演は、同校の創立70周年を記念して行われ、全校生徒や保護者ら約900人が詰めかけた。

 講演のテーマは、「夢へのプロセス」。誰よりも練習したとの自信をもって臨んだロンドン五輪は、頂点には立てなかった。「指導された通りにやるだけでなく、何が必要か自分で考えないと勝てない」と気がついたという。

 その反省をもとに、リオ五輪代表に内定してからは、対戦が予想される全選手の対策をノートに書き出し、本番に備えたという。

 リオ五輪の2回戦で、当時、世界ランキング1位だったオランダのポリング選手と対戦。先に有効をとられたが、「まだやってみたい技がある」と事前に練った対策をもとに冷静に戦い、勝つことができたと振り返った。

 講演後には、中学生時代に柔道部の監督だった朽木淳司さんと対談。「試合でプレッシャーを克服するためにどうしたらいいのか」など生徒からの質問にも答えた。(吉田真梨)