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 東京都議選を目前にした安倍内閣の支持率下落で、自民党の立候補予定者たちに動揺が走った。安倍首相は「あくまでも地方選挙」と国政と切り離す考えだが、「風」の影響を受けやすい都議選は、これまでも国政に左右されてきた。都議たちは危機感を抱く。

 「都議選はいつも、我々都議の実績ではなく、与党の支持率に左右される。我々の評価ではないのだよ」

 青梅市で6選をめざす自民都議(76)は、支持率下落に頭を痛める。23日告示の都議選で、小池百合子都知事の「都民ファーストの会」の新顔、共産推薦の無所属新顔と1人区で争う。小池知事の人気と、前回まで支援してくれた公明党の離脱という二つの「逆風」で、陣営の危機感は強い。

 自民は前回2013年の都議選で、アベノミクス政策を進める安倍内閣の高い支持率を追い風に59人の候補者全員が当選した。反対に麻生内閣の支持率が低迷した09年は38議席にとどまり、この自民都議も落選した。直後の総選挙で民主党の政権交代につながった。

 支持率下落の背景に、加計学園の獣医学部新設問題があると感じる立候補予定者は多い。都議選を仕切る自民党東京都連の幹部は街頭で釈明に追われる。

 都連会長の下村博文・党幹事長代行は17日、足立区での応援演説で、加計学園の理事長と安倍首相の交友関係を念頭に「首相の友達だから利益誘導するとか全くない」と否定した。

 文科省の再調査で関与が取りざ…

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