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 留学生に法定時間を超えて働かせたとして出入国管理法違反の罪に問われた串カツ店「だるま」の運営会社、一門会(大阪市)と、同社の男性部長の初公判が21日、大阪簡裁であった。法人代表として出廷した上山勝也社長(55)は起訴内容を認め、謝罪した。検察側は同社に罰金50万円、部長に同30万円を求刑し、結審した。判決は7月26日。

 起訴状によると、同社は昨年9~11月、大阪市の店舗でベトナムの留学生ら11人に法定の週28時間を超えてアルバイトをさせた。

 書類送検後、不起訴となっていた上山社長はこの日、「反省しており、今後は法令を順守する」と述べた。今回の問題を把握していなかったといい、検察官が「社長に報告が上がるようにしているか」と問うと、「体育会系のノリの会社で、部下と年も離れている。言いにくいだろうが、見えない壁を排除したい」と話した。

 同社は1929年創業。大阪を中心に国内15店舗、海外で3店舗を展開している。

 事件をめぐっては検察が当初、同社と部長を略式起訴したが、簡裁が「略式不相当」とし正式裁判になった。