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 ニホンライチョウの人工繁殖に取り組む富山市ファミリーパークで22日、ニホンライチョウの受精卵3個が上野動物園(東京都台東区)へ運ばれた。17日にヒナが孵化(ふか)した卵と同じつがいが産んだ卵で、同じ親をもつヒナを固めないための対応という。

 同パークと上野動物園、大町山岳博物館(長野県大町市)で環境省などの人工繁殖事業を進めていて、3施設で受精卵を交換することにしていた。上野動物園では、飼育可能な数を超える卵が産まれたため、いしかわ動物園(石川県能美市)にも卵を移し、同園でも人工繁殖に取り組むことになった。

 同パークでは、先月から今月にかけて計20個の産卵があり、17日深夜に2羽が孵化したが、1羽は21日に死んだ。大町山岳博物館でも21日に卵2個からヒナが孵化している。(江向彩也夏)