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 斑鳩町は、町名の由来とされる鳥イカルを「町の鳥」に制定した。町制70周年を記念したものだ。

 イカルはスズメ目アトリ科の鳥。日本野鳥の会によると、全長は23センチほどで黄色いくちばしが特徴だ。

 町史によると、推古天皇以前の時代にイカルが群れをなしていたことから、斑鳩という地名が付いたという説がある。また、法隆寺には東大門のそばにあったケヤキの大木にイカルがすんでいたという伝説もある。イカルは今でも、秋から冬にかけて竜田川沿いの竜田公園などで見られる。

 町は同時に、サザンカだけだった「町の花」に、新たにツバキを加えた。聖徳太子が訪れた道後温泉(松山市)で、おおい重なったツバキをたたえた伝承があり、町内の上宮(かみや)遺跡公園でもツバキが咲く。

 町は、イカルの観察会を開いたり、ツバキを公共施設に植えたりしてPRすることにしている。(筒井次郎)