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 東京の観光名所、浅草寺の雷門で、屋根部分が実物大の写真をプリントしたシートで覆われている。瓦の交換などの改修工事が始まったばかり。年間約3千万人が訪れる場所だけに、工事中に観光客らをがっかりさせないための配慮だ。

 工事を担当する大成建設によると、シートは幅約21メートル、高さ約12メートル。工事前に撮影された写真を原寸大まで引き伸ばした。浅草のシンボルともなっている大提灯(ちょうちん)の下も通行できるよう、足場の組み方も工夫し、写真背景の白い部分でうまく隠している。瓦約9500枚の交換や屋根自体の補修は10月いっぱいまで続く予定だ。

 同社では「観光名所などの工事で同様のシートを使う機会は増えている。工事中も通常の姿を楽しんでもらえたら」と話していた。(竹花徹朗