東京)障害者施設が40周年記念コンサート 小平
佐々木健
音楽療法を活用して障害のある児童らの通所訓練をしている「みんなの家’77」(小平市大沼町6丁目)が、8日に創立40年を記念したコンサートを開く。「音楽の持つ力」を見せようと、練習を続けている。
みんなの家は、障害のある子どもらがいつでも音楽を楽しみ、心身の活性化などにつなげる場所を提供したいと、1977年7月7日にオープンした。運営する東京ミュージック・ボランティア協会理事長の赤星多賀子さんは「音楽の良さを体験してもらい、社会に出る手助けができればとスタートした。地域と共生しながら、多くの方々の支えで40年を迎えることができた」と話す。
みんなの家には、曜日ごとに幼児や学校を終えた小学校から高校の子どもたちが通う。それぞれが楽器の特性に合わせてできる楽器を決め、心身のリハビリを進めている。うまい下手は関係なく、みんなと合奏することで役割を担い、社会性を持つことができるという。
コンサートは、みんなの家を…