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 サッカーの日本代表GK川島永嗣が25日、東京都内で自身がプロデュースする英語サッカースクールに参加する子どもたち約200人にサッカーを教えた。

 スクールでの指導は全て英語で行う。サッカーの技術ではなく、サッカーを通じて英語を磨くのが狙いだ。中には、英語で川島に質問してくる子どもたちもいて、英語、フランス語など6カ国語を話す川島も「想像以上でびっくり」。子どもの成長の早さにたじたじになる場面もあった。

 川島はベルギー、スコットランド、フランスでプレーし、人一倍、語学の習得の大切さを実感する。日本人のGKが欧州でプレーするにはピッチだけでなく、ロッカールーム、時にはシャワーを浴びているときに会話することが必要だという。プロ入りしたばかりのころ、イタリアに留学し、ほとんど話せずに孤独を感じたのが原体験だ。

 ベルギーでプレーし、フランス語は習得していたつもりでいたが、昨夏、フランス1部メッスに移籍した際、数の数え方などの違いを感じた。そのため、今でもテレビを見たり、新聞を読んだりと、語彙(ごい)力を高めることに努めている。川島は「言葉がしゃべれることで広がる世界がある。今でも勉強です」と語った。(河野正樹